お知らせ

四国清酒鑑評会にて燗酒の部 優等賞を受賞

このたび、勇心酒造は「令和7年度 四国清酒鑑評会」において、燗酒の部で優等賞を受賞いたしました。

本鑑評会は、四国4県で製造された清酒の品質向上を目的に、毎年高松国税局の主催により開催されているものです。今年は、全国でも高い評価を受ける蔵元を含む、四国36製造場から計97銘柄が出品され、吟醸酒・冷酒・燗酒の3部門に分かれて審査が行われました。

香川県からは唯一弊社の「勇心純米 山田錦80」が燗酒の部において優等賞を受賞しました。

燗酒は、温度によって香味が大きく変化する繊細なカテゴリーですが、温めた時に米のうまみが口中で広がって燗上がりすることが高く評価されました。

勇心酒造では、米の力を最大限に引き出すために、微生物の力を借りながら、目的に応じて発酵をコントロールする技術を磨いてきました。

今回受賞した「勇心純米 山田錦80」は、発酵の進行が非常に繊細で、造りの難しいお酒です。香味のバランスを保ちながら、しっかりとした味わいを引き出すためには、発酵の状態を見極め、丁寧に向き合う技術が求められます。

今回の受賞は、創業から170年の歴史の中で培ってきた発酵技術と、発酵の繊細な変化を見極める高度な官能スキルが評価された結果だと感じております。

これからも、発酵の可能性を追求し、皆さまに喜んでいただける製品づくりに努めてまいります。